おれおれ詐欺に始まりいろいろな悪徳商法が流行っているようですね。

さて、今回は悪徳商法会社の晒し投稿ですので、そのような内容に嫌悪感ある方はスルーして下さい。

問題の会社は株式会社コミュニキャストという勧誘会社です。
悪徳商法
あなたの家や実家にもこんな封筒が届いていたら要確認です。

事の発端は、家族への電話。
よくある光インターネット接続の勧誘のような内容だったそうですが、この会社はその先が違っていました。
電話から数日、先ほどの封書が突然に送られてきました。
その後にso-netからも封書が届き、心配になった家族から私に相談が来ます。
茶封筒を開封してみるとこのような書面が入っていました。
書面1書面2

家族は何か契約をした記憶はないと言っていますが、書面内容では明らかに工事の手続きとプロバイダ契約がされているようで、実際so-netの封書も開封すると会員の申し込み完了のお知らせ(ログイン情報などの案内です)でした。

とりあえず、NTTに電話をして契約破棄をしなければと思い電話をかけてみましたが、何とNTTでは申し込みは受けていないとのこと。
開通工事の案内が届いていることを伝え、調査して折り返し連絡をもらうことにしました。

するとなぜかこの株式会社コミュニキャストの担当者と名乗る方から電話が来たのです。
だらだらと長いやりとりを書いてもしょうがないので、先方の言い分をまとめると

  • NTTより連絡を受けて電話をしている
  • 当社は同意なく契約を行ったのではない
  • お送りした書面はあくまで案内である
  • NTT/so-netの申し込みは先方からの申し出で代行した
  • 申し込みはそのまま放置しても一切料金はかからない

うーん、開き直ってるなぁという第一印象です。

そもそも、なんで申し込みを受けていないと言っていたNTTからこの会社にこの件で連絡が行ったのかがわからんです。
そのことについて尋ねると、

担当者:NTTから連絡があり、こちらに電話を行っている

なるほど。裏でNTTと繋がっているのですね。そして、

担当者:フレッツ光回線の申し込みは当社で行った

私:NTTでは申し込みはされていないと回答をもらっている

担当者:そんなはずはないので、調べる

いえ、そんなあなたのミスだか何だか知らないが申し込みがされていないことはどうでも良いのですよ。

家族の同意を得ているということが本当か尋ねると

担当者:あなたの家族の方が電話でそう伝えた

私:家族は契約した覚えはないと言っている。その話は信用出来ない

担当者:いいえ、確かにご家族から承った

私:それを証明するものは?

担当者:当社では電話の会話をすべて録音している

家族との話がどんな会話内容だったかは不明ですが、何だかな。
ちなみに、

私:通話録音をすることを相手に確認した?

担当者:(無回答)

ちゃんと確認取らずに録音してるのね(笑)

「電話で申し込みの意思を確認した」と言う割には、「送った書面は案内を送付しただけで、契約の連絡ではない」と何だか矛盾している回答ばかり。

まあ、いろいろ面倒くさいですし、これ以上話しをしてもこちらに何もメリットないので終わりにしました。

どのように話しをして私の家族から同意を得たと言っているのかはわかりませんが、他人の無知につけ込むようなやり方は正当な会社の営業方法であるとは到底思えません。
また、日付記載のない「案内と称する文書」や、申し込みを済ませておいてそれを案内だと言い張ることなどから、最初から騙すようなことを目的としているとしか思えない内容です。

このような悪徳商法を行っても一時の利益だけでは会社は大きくなりませんよ。
会社として行っていないのであれば、すぐに社内調査でもして自浄して下さい。

追記
結構アクセスがあるようなので、やはり同じようなことが繰り返されているのでしょう。

どのように対処したかを具体的に追記しておきます。
私が取った対応は2つです。
・so-netへ電話をし事情を説明、プロバイダ契約の破棄
・コミュニキャストからNTTへ連絡をさせフレッツ申し込みの解約

いずれも書面が届いたらなるべく早く行ったほうが良いです。
NTTの解約を自分で行っていないのは、NTTに問い合わせをした際に申し込みを受けていないと言われ、申し込みの情報がない以上解約の手続きは取れないと説明されたためです。
そのため「申し込んだ」と言い張るコミュニキャストの担当者に解約手続きをさせ、その結果を書面で郵送させました。
詐欺まがいの商法ですので相手に分はありません。言いなりにならず、しっかりとした対応をとりましょう。